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Channel: 明日はハレルヤ from Jakarta
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2019秋 青森の旅3日目 津軽藩ねぷた村とアップルパイ

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弘前城の近くにある「津軽藩 ねぷた村」では、ねぷたをはじめ、津軽三味線や伝統工芸などが見学できる施設です。入場料は大人ひとり550円です。


館内に入るとすぐにねぷたの資料館になっています。
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ここでは実寸大のねぽうたが飾ってあって、施設の方からねぷたの説明があります。
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お祭りの時に使う太鼓も笛に合わせて叩くことができますよ~。


青森県内だけでもおよそ50箇所でねぷたが開催されています。
開催は8月上旬で、場所によって少し前後します。
有名なのは青森市の「ねぶた」、五所川原市の「たちねぷた」、そして弘前の「ねぷた」といったところでしょうか。
ちなみに、この資料館のお兄さんの説明によると「青森市は訛りがキツイからねぶたと濁るんだ」ということらしいです。
同じ県内でもけっこうライバル意識がありそうですよね(笑)


弘前では扇状にねぷたを使用しています。
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「ヤーヤードー」という掛け声とともに山車を引いて市内を歩きます。
城下町ということで、どちらかというとお上品で優雅な雰囲気なんだそうです。
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対して青森市のねぶたは立体的なつくりになっていて、掛け声は「ラッセーラー、ラッセーラー」です。
あたくしがイメージしてたねぶた祭りはまさしくこの青森市のものでした。


そして今回一番興味をひかれたのは五所川原市のたちねぷたです。
高さが20メートルにもなる巨大なねぷたを作っていたようなのですが、最近は電線に引っかかったりするということで横に長くなってきているそうです。
でも、このねぷたのために電線の地中化にも尽力しているようで、ねぷたにかける情熱を感じます。
五所川原のたちねぷたの掛け声は「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」。
津軽弁で「やってしまえ」の意味なのですが、昔は喧嘩ねぷたと言われていて、自分のねぷたが一番だと石を投げたりしてたんだそうです。
なんか、とっても勇壮で面白そうです。


一口にねぷたといっても、こうやって地域によって様々な様式があるみたいで、面白いですね~。
是非とも生で見てみたくなりました!
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これ以外にも金魚ねぷたなど、色んなねぷたが見ることができてとっても興味深い資料館です。


この後、津軽塗りなどの伝統工芸のブースを通って、最後に津軽三味線の演奏を聴くことができるスペースがあります。
前日も金木で津軽三味線を聴きましたが、せっかくなのでもう1度聴くことにしました。
今回は70歳くらいの男性の演者さんでしたが、津軽弁で話す内容も面白くて楽しい時間でした。
おみやげ物売り場も充実しているので、お時間ある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。












さて、そろそろ青森旅行も最後の時間が近づいてきました。
復路は飛行機のため、弘前駅からバスで青森空港にむかいます。
最後に弘前駅前でアップルパイを食べることにしました。
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青森はりんごの生産で有名ですが、その中でも弘前は日本一の生産量を誇り、「りんごを食べる日」が条例化されているほど、りんごが有名なのです。


弘前市内には、アップルパイを売っているお店がたーくさんあって、アップルパイガイドマップなるものも無料で手に入れることができます。
あたくし達が行ったのは、弘前駅前のアートホテル弘前の1階に入っている「オークレール」というティーラウンジです。
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こちらのアップルパイは、なんだかとってもお上品な感じでした。
蜜リンゴを使ったアップルパイは、とても上品な甘みで、つめた~いアイスとも相性バッチリです。
個人的には、もっとオーソドックスなアップルパイも食べてみたかったのですが、これはこれでとっても美味しかったです♪


最後まで美味しいものに出会えた青森旅行。
本当に楽しかった!
いつの日か、絶対にねぷた祭りを見に夏に戻ってくるぞ~!!!




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