2019秋　青森の旅2日目　｢Pommeris(ポムリ)｣でいただくフランス料理

弘前に到着して車を返却後ホテルに向かいます。ホテルはお気に入りのドーミーイン♪
もうドーミーイン中心に旅行先を決めてる部分も無きにしもあらずです(笑)。
チェックインを済ませて、まずは大浴場へ。
かなり体も冷えていたので、ゆっくり体を温めます。


夜ご飯の前に、ちょっと弘前城に寄ってみました。


この時期、弘前は紅葉シーズンのために弘前城もライトアップをしているというので立ち寄りました。
昼間は有料の弘前城の天守ですが、営業時間の過ぎたこの時間は無料で入ることができました。
弘前城は日本で12ある現存天守のうちの1つで、東北では唯一です。
暗闇に浮かび上がる天守は、なんだかどこか変！
何が変なんだ・・・と思ったら、そうだよ天守があるべき場所にないんだよ！！
石垣の上じゃなくて地面に直接建ってるから、なんだかとっても小さく見えて、ちょっと間抜けな感じです。
そういえば、以前、弘前城のお引越しの映像をニュースで見たけれでも、まだ引越し中だったのね。
現在、弘前城の石垣の修繕工事のために弘前城はあるべき場所から70メートルほど移動しています。そのためお壕も現在は埋め立てられています。
工事期間は10年ほどかかるということで、2024年頃に終了予定となっています。
ちょっと間抜けな天守でしたが、ある意味こんな貴重な弘前城を見れたのはラッキーだったのかもしれませんね。
弘前公園の中の紅葉は、思ってたよりもちょっとライトアップが暗かったですが、それでも十分に綺麗でした～。
まだ色づいていない木もあって、やはり全体的に紅葉が遅れていたのかもしれませんね。













さて、今宵のディナーは弘前城の近くにある｢pommeris(ポムリ)｣というフレンチビストロです。
弘前市はなぜだかフランス料理店が多くて、人口比で日本一フレンチのお店が多いとも言われているんだそうです。
普段、旅行先だと地元の居酒屋に行くことが多い我が家ですが、せかっくなのでフレンチをいただくことにしました。
ポムリさんは、昨年オープンしたばかりの比較的新しいお店です。
お店はオーナーシェフらしき男性が1人で切り盛りされています。
カウンターが4席ほどと2人掛けのテーブルが1つだけの小さなお店です。
基本的には8時半からでないとアラカルトはオーダーできないそうですが、予約の時に8時くらいでもいいですよと言われたので8時過ぎにうかがいました。
先客で男性が1人、その後にも男性の1人客が来ました。確かにおひとり様でも気兼ねなく食事ができそうな雰囲気で、自宅の近くにあったら行きたくなるような雰囲気です。


オーダーしたのはまずは前菜の盛り合わせです。
蕪のポタージュが体を温めてくれてホッとします。
ブータンノワールもパンチがあって美味しかったです。
ワインはボトルよりもグラスワインをおすすめしているようなので、グラスワインでお願いしました。
こちら、秋刀魚のエクレア。
メニューでこちらのメニューを見たときから、どんなものなのか気になってオーダーしてみたのですが、ある意味｢まんまやん！｣って感じのお料理でした。
本当にエクレア生地に秋刀魚が挟んであるのです。
このエクレアが軽くってサクっとした食感で口の中で生地がフワっと溶けていきます。
これが脂の乗った秋刀魚と相性が良くって、そしてワインとの相性もピッタリで、とても美味しい一品でした♪
こちらはしいたけのブルギニオンバター。
肉厚のしいたけが美味しい～！！！
これ、はまってしまって家でもリピートしまくってます。
メインはポークソテー。
名前を失念してしまいましたが、珍しいお野菜のソテーがたっぷりと添えられていて美味しかった～。


前菜のプレート以外は2人でシェアしたのですが、もうお腹いっぱいになりました。
どれも美味しく、弘前フレンチのレベルの高さを感じました。
これにグラスワインが合計4杯で9000円ほどと、ビックリするくらいリーズナブルで、本当にご近所に欲しいお店です！