2024　香港の旅　「M＋（エムプラス）」でアートに浸る

しばらく行かないうちに香港にも色々な新しいスポットが出来ていましたが、その中でも一番話題になっているのが西九龍文化地区にある「M+(エムプラス)」という現代アート美術館です。
最寄り駅は九龍になってそこからはミニバスが出ているらしいのですが、あたくし達は尖沙咀からバスに乗って行ってきました。入場料は120HKDで、特別展を除くすべてのギャラリーに入場することができます。館内はとにかく広くてギャラリーもたくさんあって見どころ十分でした。
現代アートらしく、社会を風刺するようなメッセージのあるものも多くありました。まぁ、政治的なメッセージを込めた作品に関しては色々と制約があるのでしょうが、それでも見ごたえは十分です。子供の頭の上で、戦闘機が舞っているのが印象的な作品でした。遠くから見た時にギョっとした作品。

車いすが動いていたのでドキっとしたのですが、乗っているのはどれも人形です。


名画のパロディー作品。
これって、ドラクロワの勝利の女神だよね（笑）
映像を使った作品も充実しています。


ここの美術館は建物自体もアート作品のようで、館内を歩いているだけでも楽しかったです。
渦巻のようになっている階段。
登ってみようと思ったけど、途中で切れてました。


そして、ここは絶景スポットでもありました！
ビクトリアハーバーが一望できます。
トイレに向かう通路ですら、なんだかカッコいいですね～。


こちらのギャラリーでは日本をはじめとした、海外の作品も多数展示されてました。
商業用ポスターの展示が多かったのですが、日本のポスターもありました。
「凛として女」はPARCOのポスター。
カッコいいですね～！！
ダイハツミゼット。
こちらはご存じの方も多いと思いますが、柳宗理さんのバタフライスツール。
こうやって海を越えて、日本の方の作品が展示されているのを見るとやっぱり誇らしい気分になりますね～。
地下から見上げると直線がクロスする構造になっていてカッコいい！
建物の外に出ると、目の前にはビクトリアハーバーが広がっています！館内にあるカフェでドリンクを買って、ここで一休みするのもいいかもしれませんね～。


正直、ここまで見ごたえのある美術館だとは思っていなかったので、いい意味で裏切られました。
料金も、入る前はけっこう高いなと思ったのですが、逆にこの値段でこれだけ楽しめるなんて安いかもって思っちゃいました。
今回は来たのが15時過ぎとかそんな感じだったので、なんか急いで見て回ったのですが、もっとゆっくりと見て回ればよかったな～と後悔してます。


西九龍文化地区には、エムプラス以外にも故宮博物館や公園などかありますが、まだまだこれから発展していきそうな感じですね～。
アクセスも今のところそれほど良くはないのですが、今後は地下鉄なんかも通すのかな？知らんけど。
まだまだ進化が止まらない香港を感じることができる時間でした！