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Channel: 明日はハレルヤ from Jakarta
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2019秋 青森の旅1日目 十和田市現代美術館

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11月の3連休、青森に旅行してきました。アートあり、自然あり、美味しいものてんこ盛りの旅行記にしばしお付き合い下さい!
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バンコクに駐在していた時は3連休ともなれば、海外にも気軽に行くことができましたが、日本では3連休では、なかなか海外は辛いですね。
3連休で無理なく行くことが出来る国(弾丸旅行は除く)で、行きたいと思える国は台湾か香港くらい。
極東の島国であることを痛感いたいます。
香港は現在デモもあり自粛しようと思うし、台湾はエア代が馬鹿げた値段でとてもじゃないけど行く気になれません。
国内に目を向けても9月、10月の連休は台風シーズンでお天気が心配でなかなか計画を立てにくい。
つくづく、日本って旅行には不向き・・・って思ってしまいました。


そんなワケでようやく今回、11月の3連休で青森に行ってきたのですが、結果的にはお天気にも恵まれてとっても良い旅になりました!


前置きが長くなりましたが、初日は東京駅6時32分発のはやぶさ1号に乗り、一路青森へと向かいます。9時34分に七戸十和田駅で下車し、そこからレンタカーを借りて青森県内を移動します。ちなみにレンタカーは1泊2日で弘前で乗り捨てのプランにしたのですが、料金は9180円で、ずいぶんとお安いなと思いました。


駅から最初に向かったのは、十和田市内にある「十和田市現代美術館」です。
七戸十和田駅から車で約20分です。
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最初に目に飛び込んでくるのは、とってもカラフルなお馬さん。
韓国人アーティスト、チェ・ジョンファの「フラワーホース」です。
青空に向かって飛び上がろうとしているように見えて、とっても華やかでダイナミックな作品です。
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椿昇 「アッタ」  ハキリアリというコスタリカに生息するアリなんだそうです。なんかタイムボカンを思い出してしまった。年齢がバレる(笑)。
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奈良美智 「夜露死苦ガール2012」
今回、せっかく青森に行くので青森県立美術館にある奈良美智の「あおもり犬」を見たかったのですが、時間がなくて断念しました。青森に来て奈良さんの作品見れないのは悲しいな・・・と思っていたら、ここにもありました♪

























それでは館内に入りましょう。入館料は大人1200円です。
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ロン・ミュエク 「スタンディング・ウーマン」
館内に入って最初に目に入ってくるのがこちらの作品です。高さ4メートルもある女性像なのですが、とにかくリアル!!
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爪とかシワもリアル。
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なんといっても、その肌から透けて見える血管がめちゃくちゃリアル!!そして、角度によってはこの女性と目が合っちゃうのよね・・・。蛇に睨まれた蛙じゃないけど、ちょっと怖いわ。
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スゥ・ドーホー 「ユーズ・アンド・エフェクト」個人的に一番気になったのがこちらの作品です。赤、オレンジ、透明のグラデーションが天井からぶら下がっていてます。外からの入ってくる太陽の光を受けてキラキラと光ってシャンデリアみたい♪・・と思ってよく見てみると、なんとひとつひとつが肩車をするおっさんが連なっています。
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この華やかな作品がこのおっさん達で出来ているのかと思うと、ちょっと笑っちゃいます。
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じっと見ていると人の背骨のようにも見えてきて、なんとも不思議な作品でした。
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館内のちょっとした場面にもアート作品がちりばめられているので、見逃さないように!
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屋上に通じる階段もアート作品になっています。
この階段と屋上は一体のアートになっているそうです。


これ以外にも企画展の含めて、多数のアート作品があります。
体感型のアートの多く、自分自身もアート作品の一部になれるようなそんな気分になれるのも現代アートの特徴かもしれませんよね。


美術館の外に出ると、通りを挟んで向かい側の広場には草間彌生の作品があります。
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お馴染みのドットのかぼちゃ。
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きのこや女の子なども並んでいるこちらの作品は「愛はとこしえ十和田でうたう」という作品です。
よく見ると、地面もドットだ!


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ここは無料の広場なので、入館料を払わなくても見ることができます。
近所の保育園の園児たちが、無邪気にここで遊んでいましたが、草間作品で遊ぶなんて、なんて贅沢な子供たちなんでしょう!!


十和田市現代美術館は見どころ満載で、とっても楽しい空間でした。
旅の始まりに元気を与えてくれる、そんな空間です。


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