「川豊 本店」＠成田山のうなぎ

成田山といえばうなぎです。成田山新勝寺へむかう参道には何軒かのうなぎ屋さんがあります。
その中でも最も人気のある一軒が、「川豊 本店」さんです。


あたくしは食にまつわるエッセイ本を読むのが好きなのですが、そこに出てくる美味しそうなお店をメモってます。
川豊さんもその中の一軒で、「サンドウィッチは銀座で」という平松洋子さんのエッセイを読んでからずっと行く機会を狙ってました。


お店は10時開店なのですが、ちょうどお店の前を通りかかったのが開店直前でした。
成田山公園に行ってからにしようかとも思ったのですが、それだと混雑しているかもしれないと思ったので、お昼ご飯にしてはちょっと早いですが先に食べていくことにしました。
コロナ対策の混雑緩和もあって、店頭の端末で整理券を受け取ります。
お店のホームページで現在の呼び出し番号が示されるので、待っている間にお参りなどをすることができます。
今回は開店直後だったので、待ち時間ナシで入店することができました。
店頭でうなぎを捌く職人さん。
串うち三年、割き八年、焼き一生と言いますが、手前の職人さんはかなりのベテランさんのようですね。
焼き方もフル稼働でやいています。


お会計は先払いの現金払いです。
お金を払って好きな席に座ります。
手前はテーブル席、奥はお座敷になっています。
一番ノリだったので、お座敷に陣取ります。
風情を感じる歴史ある建物で、お店の中も老舗らしさを感じます。
ただ、めちゃくちゃ底冷えします。お願いすればブランケットを貸していただけます。


あたたかいお茶を飲みながら待っていると、15分ほどでうな重が運ばれてきました。肝吸いもつけてみました。
蓋を開けると、とっても大きなウナギがお重一面に敷き詰められています。
うなぎ一尾を使った上うな重です。
ふんわりと蒸されていて香ばしく焼かれているうなぎは、むちゃくちゃ美味しい！！
今年のGWに四万十川でうなぎを食べましたが、関西は蒸さずに焼いているのでサクっとして香ばしかったのですが、それと同じ食材とは思えません。
タレも絶妙な味わいで、大満足のランチでした。


帰りがけ13時頃にお店の前を通ったら、かなりの人が待ってました。
やっぱり朝イチで食べておいて正解でした。
ちなみに休日は9時頃に整理券をもらわないと、かなり長時間待つ事になるようです。
恐るべし、大人気のうなぎ屋さんせすが、そこまで待ってでも食べたくなるのがわかる美味しさです。