「平沼田中屋」＠横浜東口のきざみ鴨せいろ

ずいぶん前のアド街の横浜の回で、横浜にはレベルの高いそば屋が多いというのを見ました。その時に紹介されていたのが、平沼商店街にある「平沼田中屋」さんです。
横浜駅から歩いて行ったのですが、東口のどこから行ったらいいのか解らなくて迷っちゃって、けっこう時間がかかったのですが、迷わずに行けば10分くらいで到着するようです。
ちなみに横浜で生活するようになって2年ほど経つのですが、いまだに横浜の町の方向感覚がまったく掴めません。基本的に方向音痴なので、碁盤の目になった町でも南北をまったく逆の方向に進んでたりするのですが、横浜は斜めに走ってる道が多い（ような気がする）ので、どっちに進んでいるのかさっぱり解らなくなっちゃいます。



さて、お話は田中屋さんに戻ります。
色々メニューはありますが、今日は最初から名物のきざみ鴨せいろと決めていました。

湯飲み茶碗くらの大きさの器にたっぷりの付けだれが入っています。
中には刻んだ鴨肉とねぎが入ってます。
鴨から出た脂が薄く膜をはっていて熱々です。
お蕎麦は2枚です。
この鴨汁が、あまりのもひたひたに入っているのでお蕎麦をつけるとどう頑張っても溢れるよな・・・と思ってお蕎麦をつけたら、案の定溢れちゃいました。
みんな、どうやって食べてるんだろう・・・と帰ってから食ベログ見てたら、最初は1本ずつ浸して食べますって書いてる人がいました。みなさん、苦労して食べているようですね（笑）
鴨とねぎの旨みをたっぷりと吸い込んだつけ汁が美味しくて、そばとの相性も抜群です。


大正9年の創業のお店らしいのですが、長年地元の方に愛され続ける老舗の実力を感じます。
たいへん美味しくいただきました！
ご馳走さまです。