2020夏の京都　二条城は見どころ満載！

２日目の京都観光の目玉の１つは世界遺産に登録されている二条城です。京都に４年間も住んでいたのに１度も二条城に行ったことがないのです！
あの頃は興味なかったもんな・・・。


京都駅からは市バスで二条城にむかいます。
チケットは事前にアソビューでネット購入済みです。
このご時勢なので観光客の姿は少なく、チケット売り場もほどんど並んでおりませんでしたが、少しでも密を避けたい方にはネットで購入できるのはありがたいですよね。


入り口を入ってすすむと見えてくる立派な門は唐門です。菊の御紋が見えますが、以前行われた唐門の改修工事の際に菊の御紋の下から葵の御紋が見つかったんだそうです。
徳川の城だった二条城は大政奉還の後に天皇家の別荘となっていますが、この時に葵の御紋は菊の御紋に付け替えられたようなのですが、削り取られた紋もあれば、唐門のように上からかぶせられた箇所もあり、なんだか明治政府と江戸幕府の複雑な関係を表しているような気もします。
唐門を入ると二の丸御殿があります。
ここの中は写真撮影不可ですが、見どころが満載でした！
歩くたびにキュッキュと鳴く鶯張りの廊下をはじめ、豪華絢爛な襖絵がある数々の部屋。
そして、誰もが１度は歴史の教科書で見たことのある大政奉還の行われた部屋も見ものです。
｢お～い！竜馬｣で後藤象二郎が待ってた部屋はこっちだな・・・なんて妄想しながら見学するのも楽しかったです。


二の丸御殿では、昨日の東福寺や三千院に比べると観光客の姿も多かったですが、皆さんきちんとマスクをつけて見学されていましたし、大声で喋る人も見かけなかったので安心して観光することができました。


ちなみに、ここに飾られている襖絵などは全て複製で、本物は二条城の敷地内の二条城障壁画展示収蔵館に保管されています。
ここは別途100円で入場することができ、襖絵の本物を見ることができます。
シーズンによって展示物が変わるようですし、本物の保管方法や展示方法を映像で見ることができてなかなか面白かったです。二の丸御殿の外にある二の丸庭園。
この奥に本丸御殿があるのですが、そちらは現在改修工事中で見学することはできません。
2021年度には本丸御殿の改修工事は終了する予定です。
2022年より二の丸御殿の改修工事が徐々に始まっていくようですので、二の丸御殿を見学したい方は早めに行かれることをおすすめします。


この後ランチに向かったのですが、目当てのお店はお休みだったために、たまたま通りかかったベトナム料理屋さんに入りました。
おそろしく愛想の悪い男性が1人で切り盛りしていましたが、このご時世にマスクもせずに接客です。
ま、愛想悪くて喋らないから必要ないのかもしれないけど（笑）
お料理は美味しかっただけに残念だけど、お店の紹介は自粛しておきます。