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Channel: 明日はハレルヤ from Jakarta
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大人の社会見学 昭和へタイムスリップ

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東京で就職して初めて住んだ町が松戸市の八柱という場所でした。
特に魅力に溢れる町ではなかったのですが、近くにあった21世紀の森という公園にはたまに行っていました。
広大な敷地の中にはバーベキューのできる場所もあったりしたのですが、場所がマイナーなのか、けっこう人が少なくて、真夏などは暑さのせいもあり、本当に人が少なくて日光浴をしながら読書なんかをするのもけっこうお気に入りの時間でした。
その21世紀の森の一角にあるのが、今回の社会見学に訪れた松戸市立博物館。

この常設展示では松戸を中心とした地域の旧石器時代からの歴史が展示されています。
正直、旧石器時代や戦国時代などの展示物などは、他の博物館とそれほど変わっているわけではないのですが、ここの博物館の面白さはここからです。

なんと博物館の中に常盤平団地をそのまま再現してしまったのです。
建物そのものからの再現というのは、なかなか他では見られないんじゃないでしょうか。







団地の建物の階段を上がります。
ここの雰囲気もそのままだねー。

玄関を入ると、すぐ目の前に部屋が広がっていますが、天井、低っっ!!
部屋は当時としては代表的な間取りである2DKです。

こちらはリビング。
テレビの奥行きがめちゃくちゃでかいですね~。

そのすぐ隣には和室があります。
当時の平均的な団地住まいの方々がどれくらいの家具を持っていたのかはよく解りませんが、こうやって見ると布団を敷く場所もないですね・・・。

そしてダイニングキッチン。
4畳くらいかな!?

食卓もこのコンパクトさですが、振り返ればすぐに流し台があるので、何気に導線が短くて便利だったりして。

そして、当時はこんな感じのコンロだったのですねー。

このハイミーと高砂の缶が懐かしい~!!
最近見かけないけど、まだ売ってるのかな?

お風呂はなんと五右衛門風呂でした。
そういえば、小さいときに住んでいた家のお風呂も、風呂場に点火式のガスがあったなぁ・・・。

そしてこの部屋の外にあるダストシュート。
ゴミ捨て場に行かずとも、ゴミが捨てることのできる優れものです。
どうやらこのダストシュートって、昭和40年代初めまでは、けっこう標準設備だったようですね。
ゴミの分別化に伴って廃止されるようになったようですが、ずぼらな主婦から見ると、この設備は魅力的だわ~。
家の広さは50㎡くらいで、今の住宅に比べるとすべてが小さくて狭いんだけど、なんだか手の届く範囲に全てがあるようで、これはこれでなんだかいいなぁ・・・なんて思ってしまいました。

なかなか見所満載で、楽しい松戸市立博物館。
お値段も300円となかなかリーズナブルでおすすめです!



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